モータースポーツを支えたアバルト

日本の自動車メーカーというのは、国からの保護をある程度受けているせいか、新しく作られたり急になくなったしまうということが少ないのですが、イタリアでは結構頻繁に新規参入してくる自動車メーカーがあったり、急になくなってしまうことがあるのです。

その中の一社となるのがアバルトという自動車メーカーでした。

自動車メーカーといっても量産車を作る自動車メーカーではなく、既存車両の車を使って競技用マシンを作るところで、主にフィアットの車を使ったモータースポーツ用のマシンを作っていました。

当初は独立した企業として成り立っていたのですが、業績の悪化からフィアットに買収され、フィアットの中のアバルトという形になってしまいました。

その後しばらくはフィアットモータースポーツ部門とした機能していたのですが、それもなくなり、今ではフィアットのスポーティーな車につけられるサブネームとして残るだけとなってしまいました。

このアバルトが一番脚光を浴びたのは、ヨーロッパでは今でも大人気のWRCです。

フィアットの小型セダンである131をアバルトがチューニングし、WRCマシンとして作り出したのが131アバルトラリーというマシンを使って、1970年代後半のWRCをにぎわしていました。

この車はラリーに出場するためにホロモゲモデルとして市販されており、ラリーファンには今でも根強いの人気がある車となっています。

今ではこの車の入手困難で、あったとしても国産大型セダンが買えるほどの価格が付けられるので事実上購入は不可能となっています。

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